【飲食店編】インスタグラムの運用が続かないと悩むあなたへ4つのアドバイス

WEBマーケティング
悩めるさん
お店の集客のためにインスタグラムをやっているけど何を更新したら良いのか分からない
悩めるさん
ネタがなくて続かない
悩めるさん
更新が重要なことは分かっているけど、ついつい後回しにしてしまう

この記事では、こんな悩みを解決します。

【飲食店編】インスタグラムの運用が続かないと悩むあなたへ4つのアドバイス

私は飲食店を20店舗以上運営する会社で、ウェブマーケティングの専任者として10年間お店の集客を担当していました。もちろんインスタグラムやフェイスブックなどのSNSも活用していましたが、運用を始めた当初は私も、さきほど書いたような悩みを抱えていました。

運用を無理なく続ける方法を模索して、これは良いなと思った4つのアイデアをご紹介します。

まず先に結論からお伝えすると、その4つのアイデアとはこちら

①投稿の曜日・頻度を決めてしまう

②タスクを分解してスケジュールに組み込む

③投稿する内容の軸を決めてしまう

④予約投稿機能を使う[PCのみ]


では早速、1つずつご紹介していきますね。

①投稿の曜日・頻度を決めてしまう

インスタグラムなどのSNSの運用って、お店の集客やプロモーションをする為には重要な仕事だとは分かっていても、利用料は無料だし、更新しなくてもその日すぐに何か困ったことになるわけではないので、日常の通常業務に追われてつい後回しにしてしまいがちですよね。

私もそうだったので、これは実体験として本当にそう思います。私はお店には立っていなくて本社勤務だったにも関わらずそう思ってしまっていたので、これがお店の業務に実際に入っている方であれば、そのように感じる方はもっと多いと思います。

ついつい後回しにしてしまう要因は、予め更新作業をする時間を前もって確保していないから。

「時間が余ったらやろう」

「今日できたらやろう」

こんな風に考えていると、だいたい手付かずで1日が終わってしまいます(実体験)。

この問題を改善する方法はただ1つ。

絶対に投稿する曜日や頻度を決めて、その時間は他の仕事を入れないことです。

シンプルで当たり前すぎるだろ!という声も聞こえてきそうですが、このシンプルなことをコツコツとやれるかどうか、それだけです。

あなたの一週間の業務を振り返って、紙に書き出して、どこに更新業務を入れるか考えてみましょう

②タスクを分解してスケジュールに組み込む

「インスタグラムの更新」というタスクを細かく分解すると以下の5ステップに分けられます。

  1. 投稿内容を考える
  2. 投稿内容に合う写真を撮影する
  3. 投稿内容に合うハッシュタグを選定する
  4. 投稿に添える文章を作成する
  5. インスタグラムに投稿する


この5ステップをすべて一度にやらなくても良いのです。

というより、一度にやろうとしない方が良いです

いざ、今から投稿しようと内容を考えたところで、その場ですぐにその内容にあう写真が撮れないことも多々あります。

例えば、今日はおすすめメニューのお刺身にしよう!と思いついても、その時間に料理人さんがまだ出勤していなかったら写真は撮れず、出勤してからお願いしようと思ったら意外に予約がたくさん入っていて、写真を撮る余裕がなかった…とか。これ、あるあるです。

インスタグラムの更新は、場合によっては一人だけでは完結できず、お店のメンバーと連携しないとできないこともあると思います。連携をスムーズにするためにも、投稿する日程をあらかじめ決めておき、協力してもらうメンバーにはそこから逆算してお願いしましょう。「○日までに○○を用意してほしい」と伝えられれば、連携はスムーズになります。

私がお手伝いをしていたお店の例をご紹介しますね。

イタリアンレストランの場合

隔週で月曜日の午前中にランチメニューを投稿する
→前週の木曜日までにシェフから写真とメニュー名、おすすめコメントを送ってもらう

春/夏/秋/冬のシーズンごとにコースが新しくなる
→新しいコースが始まる1ヶ月前までにインスタグラム用写真の撮影を完了させる。長いスパンで使えるように、いろんな種類のカットを撮影。コース販売開始日の2週間前からインスタグラムでの投稿を開始して、事前予約を促す。

和食居酒屋の場合

週ごとに変わるおすすめメニューを投稿する
→前週の木曜日までにおすすめメニュー名と写真を送ってもらう

こんな感じで本社にいる私とお店のスタッフ間で連携を取ることで、やりとりがとってもスムーズになりました。


おまけのアドバイス

もしあなたが、インスタグラムの運用責任者で、お店のいろんなメンバーに協力をお願いしている立場の方であれば、ぜひともインスタグラムに届いたお客様のリアクションをメンバーに積極的に情報共有しましょう!

やはりフィードバックがあるとみんな嬉しいものです。フィードバックをすることで「次はもっとこうしたらどうかな?」という新しいアイデアも湧いてきて、とても良い循環が生まれます。ぜひ試してみてくださいね

 

③投稿する内容の軸を決めてしまう

投稿する頻度や曜日を決めたら、そのスケジュールに合わせて投稿内容の軸も決めてしまいましょう。

例えば毎週月曜日はおすすめメニューの紹介をする。隔週でランチメニューを紹介する。毎月月初には店内のお花のディスプレイを変えるので、その写真を投稿する、などのようにです。

あらかじめ、このような基本的な投稿内容の軸は決めておいて、何かイレギュラーな投稿内容をしたい時には、内容を差し替えるか、単純に投稿回数を増やしても良いです。

とにかく死守するべき基本の投稿スケジュールは、内容とひも付けて決めるのがオススメです。

④予約投稿機能を使う

お店の業務を回しながら、インスタグラムの更新をするまとまった作業時間を確保するのは、なかなかハードルが高かったりしますよね。さらに、投稿をより多くの人に見てもらうためには投稿する時間も重要です。

ジャンルによって異なるとは思いますが、下記の3つの時間帯がアクセス数が高くなる傾向があります。

朝7:00-8:00頃の通勤時間
11:00-12:00頃のお昼休み時間
21:00-22:00頃のおうち時間


この時間を狙って投稿すると、より多くの人の目に触れる可能性が高まりますが、この時間帯って、飲食店にとってはなかなか忙しい時間帯ですよね。なので、この時間帯にリアルタイムで投稿作業をするのってあまり現実的ではないと思います。

そこで、とっても便利なのがクリエイタースタジオという機能を使った予約投稿です!

これはアプリではできず、パソコンのみではあるのですが、私はこの機能がフェイスブックから発表されたときには「ついに来たか!!」と大喜びしました。この機能は2019年の11月頃にリリースされたもので、まだ新しいですね。

予約投稿ができるのであれば、時間のある時に先々の投稿を作っておくことができ、下書き保存もできるので、まとまった作業時間が作れなくても隙間時間を使いながら少しずつ投稿内容を作成していくこともできます。

投稿予約の具体的な方法は、下記の記事で解説しているので参考にしてください。

インスタグラムの下書きや予約投稿ができる「クリエイターズスタジオ」の使い方

まとめ:できない理由を見つけて、続く仕組みを作ってしまいましょう

この記事では、インスタグラムの運用が続かなくなってしまう代表的な要因と、その解決策をご紹介しました。

大事なのは、なぜできないのか?という理由を見つけて、それを気合や気持ちではなく、いかに仕組みを作って通常業務のスケジュールに組み込む事です。

この記事でご紹介したアイデアは、私と私のチームにはとても効果があったものなので、ぜひこの記事を参考に、あなたのお店でも活用してみてくださいね。きっと気がつけば無理なく更新が続けられるサイクルができあがるはずです。

※ご相談等はTwitterお問い合わせから受け付けています。