【飲食店向け】インスタグラムとフェイスブックを連携するメリット&デメリット

WEBマーケティング

 

オーナーさん
お店でインスタグラムとフェイスブック両方やってるけど、どっちも更新するのが大変

オーナーさん
運用を効率化する方法はないのかな?

この記事ではそんな悩みを解決します。


誰が書いてるの?
私は飲食店を20店舗以上経営する会社で約10年間、インターネットを使った集客を担当していました。年商約10億円の事業のサポートをする中で得た知識と経験の情報発信をしています。

インスタグラムとフェイスブックを連携するメリット&デメリット

フェイスブックとインスタグラムは異なるサービスですが、運営会社は同じなので連携がとてもスムーズです。

この2つのサービスは誕生した当初はまったく別々の会社でしたが、2012年にフェイスブック社がインスタグラムの会社を買収しています。

インスタグラムとフェイスブックを連携するメリットはたくさんあります。しかし一方でデメリットもあるので、それぞれ解説します。

メリット
①手間と時間を削減できる

②幅広い層に情報発信できる

③クリエイタースタジオが使えるようになる

それぞれ解説します。

①手間と時間を削減できる

インスタグラムをフェイスブックに連携すると、投稿をフェイスブックに同時投稿できるようになりますやはりこのポイントが最も大きなメリットです。

今この記事を読んでくださっているあなたは、オーナーさんであったり、お店の販促を任されている担当者さんでしょうか。いずれにしても、お店のSNSアカウントを運用だけの専任スタッフを置いていることはごく稀です。

お店を運営する業務と並行しながら、複数のSNSアカウントを更新していくのは、なかなかハードなものです。一回の投稿作業で、インスタグラムとフェイスブックに同時投稿できると、手間と時間を削減できて負担が軽くなります。

②幅広い層に情報発信できる

フェイスブックとインスタグラムが誕生した歴史的背景やそのサービスの特徴から、それぞれの利用者層には違いがあります。

フェイスブックは30代〜40代男女が中心で、やや年齢層が高め。また本名での登録ということもありビジネスツールとしての利用も多く見られます。

インスタグラムは20代〜30代男女(女性が多め)が中心で、写真の共有を主な目的にしたSNSです。

このように利用者層が異なるので、どちらか一方だけではカバーできない客層へのアプローチが可能になります。

③「クリエイタースタジオ」が使えるようになる

この機能はやや上級者向きですが、使えるようになると非常に便利なツールです。

PC版のみですが、「クリエイタースタジオ」という機能を使うと、フェイスブックとインスタグラムの投稿作業を一つの画面内で出来ます。また、インスタグラムの予約投稿が可能です。

例えばランチタイムの前に投稿したいなと思っていても、なかなかその日の業務内容によっては時間が作れなくて投稿できなかった…なんて事もよく起きてしまいがちです。

そんな時には予約投稿をしておけば、時間通りにされるので安心です。

※インスタグラムはビジネスアカウントに変更が必要です。このページ下部のほうで説明します。

 

デメリット

①利用者層が異なる

②投稿が表示される時の見た目が異なる

それぞれ解説します。

①フェイスブックの利用者にとっては魅力的な投稿にならない可能性がある

インスタグラムとフェイスブックでは、利用者層が異なります。

さきほどのメリット②でご紹介した点の裏返しになりますが、異なる利用者層であるにも関わらず同じ写真と文章を発信するので、場合によってはフェイスブック利用者にとっては、魅力的なものにならない事もあります。

このデメリットを最小化するには、あなたのお店のコンテンツとフェイスブックの客層を照らし合わせ、インサイト(※)のデータも見ながら運用していく事をおすすめします。

※インサイト:投稿に対するユーザーの反応を数値で確認できる機能のこと

②写真の訴求力が個別に投稿する時よりも下がってしまう可能性がある

インスタグラムとフェイスブックでは、投稿が表示される時の見た目が異なります。

インスタグラムでの投稿には、ハッシュタグは必須と言って良いくらい重要な要素です。しかし、フェイスブックではハッシュタグは単純な文字列として表示されるだけで、ハッシュタグの機能は果たしません

複数枚の写真を入れた時の第一印象も、それぞれレイアウトが異なるので、フェイスブックから個別に投稿した方が見栄えが良いと感じる場合もあります。

連携させている場合でも必ず、インスタグラムとフェイスブックそれぞれのアプリから、実際に投稿された画面を確認しておくことをおすすめします。

 

インスタグラムとフェイスブックページをリンクさせる方法


上記のメリット・デメリットを理解したうえで、リンクするのであればここから先の説明に沿って早速、設定を進めましょう。

設定はとっても簡単です。

  1. インスタグラムのメニューから「設定」を開き「アカウント」をタップ
  2. スクロールし、下部にある「プロアカウントに切り替える」をタップ
  3. 「ビジネス」を選択します。
  4. 所有しているフェイスブックページと連携させます。この段階でフェイスブックページを作成することも可能です。

インスタグラムの投稿を常にフェイスブックにシェアする設定方法

インスタグラムアカウントからフェイスブックページに投稿をシェアする手順を解説します。

  1. プロフィールに移動し、三本線のアイコンを をタップ
  2. [設定]をタップ
  3. [アカウント] > [リンク済みのアカウント]の順にタップし、[Facebook]を選択
  4. [“Instagram”がサインインのために”facebook.com”を使用しようといしています]というメッセージが出るので[続ける]を選択
  5. [●●としてログイン]をタップ
  6. デフォルトでは、インスタグラムアカウントは個人用フェイスブックプロフィールにシェアされます。代わりに、ページにシェアするには、[シェア:]をタップして自分が管理するページを選択します。

 

インスタグラムの投稿をその都度フェイスブックにシェアする方法

上記の設定をせずに、投稿のたびにシェアするかどうかを選ぶことも出来ます。 

投稿の場合
  1. 通常通りに投稿する写真を選択して、キャプションを入力する
  2. 投稿する先を選択して[シェア]をタップする
ストーリーの場合
  1. 投稿する写真を選択した後、右下にある[送信先]をタップする
  2. [シェアのオプション]をタップ
  3. [毎回Facebookでシェア]か[今回だけシェア]を選択してタップする

まとめ:メリット&デメリットを理解して効果的な運用を

この記事では、インスタグラムとフェイスブックのアカウントを連携するメリットとデメリット、また2つを連携するための設定方法をご紹介しました。

メリットとデメリットを理解して、なるべくデメリットを最小限にしながら、効果的な運用をしていきましょう。

投稿後は必ず、それぞれのアプリから実際に表示された状態を確認するのをお忘れなく!