この記事では、写真を共有するSNSであるInstagram(インスタグラム)の超基本の操作である「写真の投稿方法」について解説します。
インスタグラムでお店の集客をするには、投稿した写真を見つけてもらうキーワードとなる「ハッシュタグ」を付けることがとても重要です。スマートフォンで撮影した写真に、ハッシュタグを付けて投稿するまでの手順を12枚の画像を使ってご紹介します。
方法は覚えてしまえば、とっても簡単です。
それでは早速始めましょう。
飲食店集客のためのインスタグラムの使い方【写真の投稿方法】
1. インスタグラムのアプリを開いて、画面下の「+」マークをタップ

2. 撮影済みのライブラリから投稿したい写真を選び「次へ」をタップ

「ライブラリ」のほか、「写真」か「動画」を選んでその場で撮影して投稿することもできます。
3. 写真の加工をして「次へ」をタップ


写真の加工は必須ではありませんが、より写真を魅力的なものにするために使える機能です。
あらかじめ用意されている「フィルター」はボタンをタップするだけで写真の色みを変えることができて、うまく利用すると写真のクオリティをアップできます。ただ、インスタグラムに投稿する写真は全体的な統一感を意識した方が良いので、投稿のたびに全く違う雰囲気のフィルターを使うのは避けたほうが良いです。
「編集」ボタンはちょっと上級者向きになりますが、写真のトリミングや明るさを調整することができます。
4. キャプションと場所(位置情報)を追加する


投稿する写真の説明文となるキャプションを入れます。ここがこの記事のメインディッシュです!
重要なポイントは「ハッシュタグ」を入れるという点です。
「ハッシュタグ」とは、写真をお客様に見つけてもらうキーワードです。インスタグラムでは、1回の投稿で最大30個までのハッシュタグをつけることができます。より多くのお客様に見つけてもらうために、効果的なハッシュタグで集客を目指しましょう。
飲食店のタグの場合は以下のような切り口でハッシュタグを考えるのがオススメです。
エリア+ジャンル
北海道カフェ, 札幌イタリアンなど
エリア+利用シーン
札幌デート, 札幌ランチなど
料理やお酒の名前
店名
海外のお客様もターゲットにしているお店であれば、英語表記も必ず入れておきましょう
自分のお店のハッシュタグに何を使ったら良いのか思い浮かばない時は、インスタグラムの「検索」画面で思いつく言葉を入れて探してみましょう。アプリ画面下の虫めがねのマークをタップする検索画面に行きます。

例えば検索窓に「札幌」と入れると、その言葉に関連したハッシュタグで検索数が多いものから表示されます。ただ注意してほしいのは、検索数が多ければ良いというわけではありません。検索数が多いということは、つまりライバルが多く他の投稿に埋もれやすいのです。
では、ちょっと具体的な言葉を入れた例を画像で紹介しながら説明しますね。2020年4月現在「#札幌」のハッシュタグ数は約4,700,000件。「#札幌カフェ」は521,000件の投稿数があります。

「#札幌」のハッシュタグ数は約4,700,000件
「#札幌」というハッシュタグで投稿されている写真には、「札幌」はエリア名なので、可愛いワンちゃんや女の子など、飲食店の投稿ではないものも多く含まれます。お店があるエリアの名前を入れるのは悪くないですが、このように雑多な投稿に埋もれるということは理解しておいた方が良いです。
ちなみに、上の画像の上の方に「フォローする」というボタンがあります。こうやって気になるハッシュタグ自体をフォローすることもできますので、フォローしておくと他のお店がそのハッシュタグを使ってどんな投稿をしているかをチェックするのに役立ちます。また、同じ画面に表示される関連ハッシュタグも、自分のお店に合うハッシュタグを発見するヒントになります。
一方「#札幌カフェ」というハッシュタグで投稿されている写真では、札幌にあるカフェの投稿が多くなります。今では、自分が行きたいお店を探す時にインスタグラムのハッシュタグで探す人が若い世代を中心に増えています。自分が行くお店を探す時にはやっぱり「カフェ」だけだと全国どこのカフェも出てきてしまうので、このようにエリア+ジャンルで探します。
このようなハッシュタグで探す人に見つけてもらえると来店に繋がりやすいので、この組み合わせのハッシュタグは絶対に入れておきましょう!

「#札幌カフェ」のハッシュタグ数は521,000件
次に、場所(位置情報)を追加しましょう。お店の位置情報を追加しても良いですし、あなたのお店が人の集まる観光地や商業施設にある場合には、その場所を入れるのもおすすめです。あなたのお店に行くという目的はないけど、その場所に行く人に対して情報を届けることができるからです。

5. シェア(投稿)する
投稿した画面は下記のようになります。投稿の際に入力した位置情報とハッシュタグはリンクになっています。そこをタップするとその位置情報やハッシュタグで投稿されている他の投稿の一覧ページに移動します。

6. 投稿済みの写真をハッシュタグから確認してみる
例えば今回の投稿で「#北海道グルメ」というハッシュタグをつけたので、タップすると、下記のページに飛びます。この画面は「トップ」と「最近」という2種類のタブがあるのですが、投稿すると最新のものが「最近」のところに掲載されます。「トップ」は人気の投稿になれば掲載されます。

まとめ
この記事では、インスタグラムの基本操作である写真の投稿を飲食店の集客に活用するという視点でご紹介しました。あなたのお店の魅力が伝わる写真とハッシュタグをしっかり活用して、ぜひともこの無料ツールでお店の集客に繋げていきましょう。