そもそもInstagram(インスタグラム)って何ができるの?
Instagram(インスタグラム)とは何なのか?簡単に説明すると「写真で繋がるSNS」です。投稿した写真に共感をした人が❤︎マークの「いいね」をつけたり、その投稿を保存したり、コメントを書いたりして、写真を基軸にしたインスタグラム上でのコミュニケーションをするSNSの種類の一つです。
また、コミュニケーションを目的とせずに、情報発信もしくは情報検索をする手段として利用している人もたくさんいます。情報を検索する時に使用するキーワードは、インスタグラムではハッシュタグと呼ばれていて、写真を投稿する時に[#]をつけて投稿すると、その情報を探している人に見つけてもらいやすくなります。
ちなみに、現在広く一般的に使われている代表的なSNSは主に5つあります。
- Instagram (インスタグラム)
- Youtube(ユーチューブ)
- Facebook(フェイスブック)
- Twitter (ツイッター)
- LINE (ライン)
この中で、投稿内容に使われる要素として、最も写真の存在が大きいSNSがインスタグラムです。
飲食店集客にとってのインスタグラムとは?

飲食店の集客に約10年携わってきた筆者は、Instagram(インスタグラム)は飲食店の集客にとって非常に強力なツールだと断言します。なぜなら、スマートフォンがもはや1人1人の手のひらにあり、情報をその手に「直接」届ける事ができるようになった時代だからです。
例えば、チラシを1,000枚作って、印刷して、ポスティングをする。とてもざっくりですが、これにかかる費用はデザイン費(30,000円)、印刷費(1枚10円)、ポスティング(1枚4円)くらいなので、ざっと44,000円ですね。日数はどのくらいかかるでしょう?デザインやポスティングを自分でやれば費用は0円ですが、そうするとさらに時間は必要です。チラシの内容を考えるところから考えると、早くても2週間くらいは必要でしょう。
さて、これだけの費用と時間をかけてやっと完成した1000枚のチラシ。これをポスティングして来店に繋がる確率はどのくらいでしょうか?一般的な平均値と言われているのは、0.01%前後です。つまり1,000枚配って10件くらいです。やったことのある方なら、だいたいこの数字が妥当であることは感覚でお分かりだと思います。
もちろん、チラシを否定しているわけではなく、地域や業態によってはまだまだチラシが有効な場合もたくさんあると思います。しかし、このアナログの手法にかかるお金と時間は、インスタグラムのようなデジタルの手法と比べると、あまりにコストが大きく打率も低いのです。
チラシが最もわかりやすいので例に挙げましたが、これとは対照的に、手軽に、無料で、スマートフォンさえあれば今すぐに情報発信ができるツールがインスタグラムなのです。このツールを使い倒して、あなたのお店のファンや、これから好きになってくれるであろうお客様に対して、「直接」情報を届けることがとっても重要です。
飲食店集客に使えるのはなぜか?
インスタグラムの日本国内の利用者数は増え続けています
※MAU・・・SNS等で適切な利用者数を示す値として使われる指標。「Monthly Active Users」の略で、月あたりのアクティブユーザー数を示す。またアクティブユーザーとは、アカウントを作成したものの使用されていないような、いわゆる幽霊アカウントを除いたものを指します。
幅広い年齢層で使われています

※グラフ出典:ガイアックスソーシャルメディアラボ
インスタグラムが知られるようになってまだ間もない2016年頃は「若い女性向け」と言われていましたが、今では20代〜50代まで幅広い年代で利用されており、日本国内のアクティブアカウント数は3,300万を超えています。(2019年3月時点)
日本の利用者は男性が43%、女性が57%と利用者層が多様化しています。
出典:カンタージャパンによるFacebook委託調査、2018年5-6月