「集客をもっとしたい」
「もっと広告を打たないとだめなのかな」
この記事は、こんな悩みを持たれている飲食店の店長さんに必ず役立ちます。
私は飲食店を約20店舗運営する会社で販売促進の仕事を8年してきました。そのなかで、たくさんの店長さんと二人三脚でお店の集客アップに取り組んできた経験をもとに、集客にとって最も重要な施策について解説します。
広告をすれば集客ができるという勘違い
もしあなたが「広告費の確保さえできれば、もっと集客できるのに」と考えていたとしてら、それは残念ですが盛大な勘違いです。広告をすれば集客はできる「かも」しれませんが、「●●があれば」という他力本願な考えはまず、バッサリと切り捨てましょう。
お金がかからず、効果は絶大な集客施策とは
それはズバリ「口コミ」です。
「えー、なんだよー」「そんなの当たり前だろ!」と思いましたか?
ほとんどお金をかけずに使えるものもたくさんありますよね。
それらのツールを徹底的に使い倒す、というのもお金をかけずに集客するためには重要です。
なぜ口コミが重要なのか?
なぜ口コミが効果絶大なのか?
それは、最もリピート来店をする確率の高い来店動機だからです。
お客様がリピートするかどうかは、来店する前の期待値より来店した後の実体験が上回れるかどうかにかかっています。
通りをふらっと歩いて適当に入るお店より、自分の好みや趣向を知っている友人が「きっとあなたが気に入るお店だよ」と勧めてくれたお店のほうが、はるかに当たりの率は高いと思いませんか?これが、口コミが重要である最大の理由です。
満足度が高ければリピートする確率が高く、また同じような趣味嗜好を持った人に勧めてくれるというとても良いサイクルが生まれます。
インターネットやスマートフォンがこれだけ普及した現在では来店前にお店の情報を事前にウェブでチェックする人も多いでしょう。ウェブで調べなくても、口コミで聞いた情報などを元に来店しているかもしれないですし、はたまた通りがかりのお客様でもファサードやA看板から得たイメージを頭にインプットして来店します。
つまり、来店するお客様は事前に得られるお店の情報から、なんらかの「期待値」=「このお店で得られる体験のイメージ」を持って来店します。
顧客満足度というのはつまり、その期待値と実体験を比較してどうだったか、という相対的なものなのです。
口コミ施策はオフラインとオンラインの両軸で考える

オフラインというのは、ウェブの世界ではない現実世界。オンラインはウェブ上の世界です。
スマートフォンが普及したことで、今ではパソコンよりスマートフォンから飲食店を探す人のほうが圧倒的に多くなりました。
これは、まるで「オフライン」と「オンライン」という二つの世界があるようなもの。両方の世界で情報発信をすることが必要です。
例えば、ウェブサイトがない、グルメサイトにも店舗情報が載っていないというのは、オンラインの世界では存在しないも同然です。
せっかくあなたのお店を口コミで友達に勧めたとしても、ウェブで調べたときに見つかれなければ来店に至る確率はかなり低くなってしまうでしょう。
まとめ
最もお金がかからず、最も効果的で、リピート顧客が育ち集客が安定する施策は「口コミ」です。この記事を参考に、ぜひこの強力な集客施策に取り組んでみてください。
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